ラジオの録音に苦戦

投稿者: | 2016-01-09

我が家にはラジオ受信機がありません。

パソコンやスマートフォンを通じてラジオが聴けるようになったのを機に、CDラジオを処分してしまったためです。放送時に聴く分には、これで何の支障もありませんよ。音質が良いこと、番組表から聴きたい番組を選べる点などは、アナログのラジオよりも優れているくらいです。

ただ、こと録音に関しては、我らネットラジオユーザーは大変な不便を強いられています。

そもそも民放の「radiko」とNHKの「らじる★らじる」は公式に録音機能を提供していませんので、非公式のアプリケーションやサービスを利用するしかないわけです。これだとradikoやNHKの仕様変更で録音できなくなることがあり得ます。現に去年の9月にも、らじる★らじるの仕様変更により、一時的にNHKの放送が聴取も録音もできなくなることがありました。

そして去年の暮れ。今度はFlash Playerの更新がらみで、この種のラジオ録音アプリがまた機能しなくなりました(Windows 10+Radikoolという私の環境下では)。結局昨日のFlash Playerの再更新で不具合は解消したのですが、この数日間、それはそれは焦りましたよ。「ラジオ録音の方法がなくなったら困る!」と。一時は、ラジオ受信機の購入すら考えたほどです。持ち物を減らすという方針に逆行するので、気は進まなかったですけど。

改めて、テレビと比べてもラジオは随分不自由だな、というのが実感です。メディアとしてはもっと気軽に利用できてしかるべきなのに、テレビで当たり前になっているタイムシフトができないのでは、せっかくサイマル放送してくれていてもありがたみが半減いや8~9割くらい減るというものです。

何年か後には、この記事が「こんなこともあったんだね」と笑い話になっていることを期待します。

ちなみに私がラジオの録音にこだわったのは、今度の土曜から始まるNHKラジオ第2の下記番組シリーズをどうしても聴きたいと思っているからです。「家訓が語る日本語の力」。録音したいのは、基本的にトークの番組なんですよね。インタビューとか講演とか。

私の日本語辞典|NHKラジオ第2 文化番組

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください