脅しのマーケティングをやめよ

生前準備についてメディアで語られる時、「落とし穴」のことがよく語られます。

生前準備をしていなかったがゆえの「落とし穴」。
生前準備はしたものの、マズいやり方をしたがゆえの「落とし穴」。

最近も、こんな記事が。

エンディングノート 具体的すぎる記述はかえって混乱のもと│NEWSポストセブン

語る方は親切心からアドバイスしているのでしょうが、受け取る方はどう感じるでしょうか。面倒くさいな、と感じるだけでは?

生前準備について最大の問題は、やった方が良いと思っている人と実際に着手している人の割合に乖離があることです。それも、下手すると桁が違うというくらいの乖離が。

そのことについて強い問題意識を持っている「専門家」であれば、不用意に脅し文句を放ったりしないのではないでしょうか。リスクの視点を持たず、「あんなことがあった」という程度の稀少事例を垂れ流しているだけでは、専門家とは呼べませんよ。

完璧な生前準備なんて、ないのだと思います。漏れや思惑外れ、当事者間の意思伝達エラーなど、いろんなことが起こり得ます。それらを全部なくそうとしても、それは無理というもの。リスクがきわめて高いことには手を打っておくとして、あとは「何とかなるさ」「最終的には、遺された者に任せる」「失敗やミスもいい思い出だ」くらいの割り切りがあっていいはずです。

まずは、多くの人に手を着けてもらう。話はそれからではないでしょうか。脅しのマーケティングを掛ける自称専門家どもには、心底腹が立ちます。


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