電子書籍を普及させるには

電子書籍が本格的に普及し始めてから何年も経ちます(「元年」と言われたのは2010年のことです)が、一向に紙の書籍に取って代わるほどの勢いはありません。

紙の書籍がそれだけ定着していたことの表れでもあるでしょうが、この歩みののろさには正直、ガッカリしています。紙の本がなくなってほしいわけではありませんが、本は原則電子版で買って、特別な事情や必要がある時だけ紙の本にする、という風にしたいのです。

まずは、電子化されていない本が多すぎます。過去に出版されたものはさておき、新しく出される本で電子版を出さないのはどういうことかと思ってしまいます。出版社からすれば、手間が掛かる割に儲けが(紙の本より)少ない、ということがあるのかもしれません。ただそのことで私のように「電子ファースト」な人間でも紙の本を買わざるをえなくなるのは残念です。紙で出される本はすべて電子版もある、これを最低限望みたいです。

※それでも、明らかに電子書籍は紙の本より購買のハードルが低いですけどね。クリックなどですぐ変えますし、値引きやクーポン、ポイントなどで紙の本よりずっと割安に買えますので。

次に望みたいのは、紙の本を単に電子版に移植するという以上のことです。電子版ならではの表現やテーマ、売り方などを開発し、電子版オンリーで出てくる著書がもっとあっていいのではないでしょうか。もっと言えば、電子書籍専門の出版社とか。

たとえば、電子版であれば「本」の単位はもっと細切れでもいいと思います。1~2時間で読めて、価格もせいぜい200~300円とか。そういうのを読み手の関心や好みに応じて、自在に組み合わせて楽しめたらいいのではないでしょうか。

あるいは、改訂ならぬアップデートや、追加の情報、コンテンツを無償で提供する。「本棚」をもっとカスタマイズできるようにする(これは個々のコンテンツではなく、電子書籍ストア側の話になりますが)。などなど。

とにかく、電子書籍は「紙の本の焼き直し」以上のものになれるはず。いや、そうでなければなりません。関連する業界の人には、もっとアイデアを出し、チャレンジしていただきたいものです。

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