ここのところ、葬儀や葬儀屋に関する本を立て続けに読みました。
そして自分なりに、今後は「直葬+お別れ会」が主流になるとの確信を得ました。家族葬はどんどんカジュアル化して行くでしょうし、直葬だけというのは、経済的困難を抱えた家族を除けば味気なさ過ぎますから。
ということで、遠くない将来、葬儀屋は、遺体の搬送や処置、火葬場の手配、その他段取りや手続きのアドバイスといった必要最小限だけの出番を与えられることになるでしょう。今のような「暴利」は許されなくなるはずです。
一方お寺は、葬送儀礼からは排除されていくと思います。そのことは、仏教ルネサンスなるものを起こすとするなら、必要なステップとなります。「葬式仏教」という汚名を返上するのは、長い目で見れば仏教界にとっても好ましいことなんじゃないでしょうか。
こうして私に見えてきたもの。徐々に「遺言情報局」の記述にも織り込んでいこうと考えています。