入院か、在宅か

興味深い発表がありました。

がん末期の余命、在宅・入院で差なく…筑波大と神戸大の研究チーム : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞)

がん末期の痛みを和らげるなどの緩和ケアを受ける患者の生存期間は、医療体制が充実していれば入院と在宅でほとんど差のないことが分かったと、筑波大と神戸大の研究チームが発表した。

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その結果、予測余命が日単位と週単位の場合、在宅ケアの患者は、平均生存期間がそれぞれ13日間、36日間で、入院した患者の9日間、29日間より長かった。月単位の場合は在宅が59日間、入院が62日間だった。

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調査にあたった筑波大の浜野淳講師は「在宅の方が長生きできるとは言えないが、自宅に戻ると余命が短くなるのではないかという、患者や家族の不安を和らげる材料にはなりそうだ」と話している。

在宅医療に取り組む医療関係者、自宅で最期を迎えたいという人たちにとっては、「朗報」かもしれません。在宅だと心理面で良い効果があることはよく知られていますので、この結果自体は驚きではありません。コメントにもあるように、「在宅の方が長生きできる」とは言い切れないにしろ、在宅を選ぶ際に「余命が縮むかも・・・」という心配は余りする必要がなさそうです。

ただ私自身は、在宅の方が圧倒的にQOLが高いのなら、生存期間がいくらか短くなったとしても良いのではないか、と考えます。「いくらか」は微妙なところですが、半減まで行かなければ御の字じゃないでしょうか。たとえば10日が6日や7日に縮んだとしても、構わないという立場です。こういう考え方、日本ではまだ少数派ですかね。

ただ現実のこととしては、「自宅で最期」というのにさほどこだわりはありません。そもそも単身生活なので、こだわりようもないですし。人の死に際は計り知れぬものです。「こうでなければならぬ!」と思い込んだとしてもその通りに行くとは限りません。一定の準備や心づもりはあってしかるべきでしょうが、最終的には「成り行きまかせ」とならざるを得ないだろう、と感じています。できること・すべきこととしては、いくつかの分岐するシナリオや想定ケースごとに、「こういう時は、こうしてほしい」と意思表示しておくことくらいでしょうか。

みなさんは、このニュース、どのように受け止めたでしょうか。今回の発表をきっかけに、家族間で感じたことや自分の望みについて話し合ってみるのは、大いにお奨めです。

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