「読みたい本」が多すぎる問題

投稿者: | 2016-05-01

ここ数年、標記の問題に悩まされています。

というか、解決に向けた決然たる行動を取らないために、読みたいけど読んでいない本のリストがどんどん長大に・・・。買ったけど読んでいない本のことを「積ん読本」と言いますが、こんな風に「いつか読む!」と思っていて読んでいない本のことを何と呼べばいいのか。

自分の場合、「読みたい本」はメディアマーカーというサービスで管理しています。一方「読んだ本」はブクログというサービスで。前者には2000点ほどの書籍が登録されているのに対し、後者は400点。興味はあるものの実際には読むつもりのない本もメディアマーカーには登録されていますが、少なく見積もっても1000冊以上、「読みたいけど読んでない本」が積み上がっていることになります。

解消するのは無理にしても、これを減らすにはどうしたらいいか。

自分の場合、ウェブ上の記事を読むのに毎日膨大な時間を費やしています。その中には、知的にほとんど得るところのないいわば与太記事も少なくありません。まずはそれらを読むのをやめて、時間と知的エネルギーを読書に振り向ける、というのが最良の方策のようです。

あとは、斜め読みや速読といったテクニックを習得して、一冊を読むのに掛かる時間を短縮する、という方法でしょうか。これまで愚直に最初から最後まで読み通すということでやってきましたが、それももう限界かもしれないと思い始めています。

もう一つ考えるべきは、そもそも「読みたい本」を厳選しているのかどうかということです。これまでの経験から、得るところがありそうな本かどうかはある程度見当が付くようになっています。同じジャンルの本を何冊も読んだことがあれば、なおさらです。

何となく読んでおいたほうがいいかもくらいの弱い動機ではなく、自分が本当に「読みたい!読まないと絶対に後悔する!」くらいの本だけを読みたい本とする、ということを心がけた方が良いのかもしれません。残りの人生、上の2つの工夫をしたところで、やはり読める本の数には限りがあるわけですから。

なお私の場合、マンガや小説はほとんどというか全くと言っていいくらい読みません。こうしたジャンルをあえて捨てているのに、今の状況です。これ以上手を広げるのは、大げさに言えば自殺行為だと思っています。

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