支払われる以上の貢献

投稿者: | 2006-04-10

成功術など自己啓発系の本が好きで、人よりたくさん読んでいる方だと思います。そんな本の中で決まって出てくるのが、「明確な夢・目標を持て」というもの。


そしてそれと並んでよく出てくるのが、「支払われる以上の貢献をせよ」というものです。夢や目標の大切さについては子供の頃から知っていたつもりですが、こちらの方は社会人になってから初めて聞いたように思います。

これはつまり、自分の給料がこれくらいだから仕事はこれくらいやれば十分、という風に安易に妥協するな、期待されている以上の成果を出せるよう全力を尽くせ、ということです。働きを渋るな、というわけです。

私が思うに、これには2つの意味合いがあります。ひとつは、期待以上の仕事をしていれば、上司などからより大きな仕事を与えてもらえるだろうということ。そしてもうひとつは、仕事においてより高いものを目指していれば、自分自身が成長する糧になるということ。逆に言えば、期待程度かそれ以下の成果しか出さない者は、いつまで経ってもその位置にとどまるしかないのです。

このことを考えるときいつも私の頭に浮かぶのは、織田家の中でとんとん拍子に出世していた時代の秀吉のことです。天下を取るまでの彼は、まさに知恵と才覚の限りを尽くしておのれの持分では十分すぎるほどのパフォーマンスを発揮し続けました。

新たに社会人になった人に、そしてこれから社会に出ようとする子供たちにも、この原則を心に持っていてほしいと思います。「支払われる以上の貢献をせよ」という原則を。

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