遺言ニュースでも紹介したように、今号の雑誌SAPIOが、第二特集で「寺と墓と死体の経済学」というのを組んでいます。
このブログでも何回かに分けて記事の内容を紹介し、併せて感じたことなどを書きとめておこうと思います。
まず最初は、「2兆円市場の葬儀ビジネス “粗利50%”のカラクリ」という記事。ここでは、葬儀業界のぼったくりの手口がいくつも紹介されています。
「死んでも死ねない葬儀屋裏事情」「葬式の値段にはウラがある」の2冊を読んだことのある私には、ほとんど既知のネタでしたが、一般の方、それもSAPIOを読むような若い読者には、新鮮な驚きがあるかもしれません。これを読んで、「こんなにオイシイなら、葬儀屋に就職するのも悪くないな」と考えるバカ者も、いるかも。
記事で紹介されている手口をまとめると、
- 業者からのバックマージン(特に紹介した僧侶からの)
- 祭壇や生花までリサイクルしてボロ儲け
- タダ同然のドライアイスに「サービス料」を上乗せ
- 「一式」といいつつ、オプションで利益を得る
ドライアイスの件だけは初耳でした。
いずれにしろ、葬儀屋がいかにズルい商売をしているかが世間にもっと知れ渡り、価格破壊が起こることを期待したいですね。少なくとも、「平均231万円」という怪しいデータに惑わされてはいけません。
記事では家族葬や直葬などの「ジミ葬」にも触れられています。どう考えても、こちらがこれからの葬儀の主流ですね。
記事を書いたノンフィクションライター・窪田順生氏は葬儀業界を足かけ5年も取材していること。ぜひその成果を単行本化してもらいたいものです。
私は来年から葬儀社で働く大学生です。
親父の死に直面し、葬儀は素晴らしい仕事だと考えました。
たしかに葬儀社の中には悪どいものもありますが、それが全てではないです。
偏見の中でぼったくりに苦しむ人々のためにと葬儀社を立ち上げた人もいます。
どんな仕事でも悪事を働く人間はいるでしょう。
直葬は確かに費用はあまりかかりませんが、亡くなった人が紡いできた人間関係や感謝の気持ちなど、死生観を考える時間が無い旨も書いてください。
客観的考察をしていただきたいです。
私は来年から葬儀社で働く大学生です。
親父の死に直面し、葬儀は素晴らしい仕事だと考えました。
たしかに葬儀社の中には悪どいものもありますが、それが全てではないです。
偏見の中でぼったくりに苦しむ人々のためにと葬儀社を立ち上げた人もいます。
どんな仕事でも悪事を働く人間はいるでしょう。
直葬は確かに費用はあまりかかりませんが、亡くなった人が紡いできた人間関係や感謝の気持ちなど、死生観を考える時間が無い旨も書いてください。
客観的考察をしていただきたいです。
私は葬儀業界を壊滅させようとしている者です。公平な物言いを求められても、それは無い物ねだりですわ。葬儀業の素晴らしさを語りたいなら、別の場でどうぞ。
直葬のマイナス面についておっしゃってますが、それは実証されたことですか?私には、葬儀屋のセールストークの受け売りにしか聞こえませんけど。
私は葬儀業界を壊滅させようとしている者です。公平な物言いを求められても、それは無い物ねだりですわ。葬儀業の素晴らしさを語りたいなら、別の場でどうぞ。
直葬のマイナス面についておっしゃってますが、それは実証されたことですか?私には、葬儀屋のセールストークの受け売りにしか聞こえませんけど。