正確な時期は忘れましたが、私がインターネットの世界に触れてから12~13年が経ちます。
これまで、見る側・読む側であったのはもとより、情報や意見を自ら発信する側としても、ウェブと関わってきました。
そしてますます強まる確信があります。対面コミュニケーション以外のコミュニケーションは大部分がウェブを通じて行われるようになり、ひいては、人類の活動の一大データベースとなるであろうこと。また、ウェブの存在が知的活動、ビジネス活動、さらには家族の絆を強めることまで、人の人生の様々な局面を活性化するのに貢献するであろうこと。
その点でネックになることがあります。こうした可能性を秘めたウェブの世界に乗ってこない人がまだまだいる、ということです。お年を召して新しいものを取り入れるのが困難な人はまだしも、若者がそれでは・・・。
でもいずれ、一部の有名人を除けば、どんなに有能な人でもウェブ上にプレゼンスのない人(具体的には、自分のサイトもブログも持たず、どんなSNSにも加入していない人)は社会的には存在しないも同然、という風潮になると予測します。少なくとも、もう私はそんな考え方を持つに至りました。
タダでできるんですから、まずはブログを開設しましょう。で、自分の専門分野や関心のあるテーマのブログを、RSSリーダーを使って購読する。リアルの知り合いも含め、ウェブ上に交際のネットワークをつくり、情報を共有したり意見交換したりする。時には、リアルのイベントの企画(勉強会、見学会、飲み会など)も立てたり、と。
こんな風にウェブと関わって行くのが、これからの時代を生きる人の常識となるのは間違いありません。