批判するなら代案を

投稿者: | 2016-11-02

何か新しい提案が出てきたとき、「ダメな理由」ばかり挙げて結局現状を続けようとする人がよくいます。

現状を続けることに利害をもっていて、提案を潰すこと自体が目的ならともかく、「より良くしたい」という思いがあるのであれば、それではやはり無責任ではないでしょうか。また、やってみないうちから「やらない理由」を見つけるのは簡単なので、それでは議論になりません。

やはり批判する以上は、それなりの代案を出すのが責任ある態度だと考えます。

この場合、Aという案に対してそれとは別のBという案を出すだけではなく、Aを改良したA’という案を出すのでも良いでしょう。むしろその方が、無関係な案の比較よりも議論が深まるケースが多そうです。

いずれにしろ、まともな代案を出すつもりがない、そもそも代案を抱えていないのであれば、批判は控えるべきでしょう。仮に批判するとしても、それなりの遠慮や、案を出した人への配慮は必要です。代案なき批判を持ち出しただけで議論に勝ったつもりの人は、卑怯だと心から思います。

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