安楽死実現、その前に

投稿者: | 2016-11-25

日本では、安楽死の制度化についてはまだ議論も始まっていない段階です。

「タブー視」まではいかないでしょうが、一部の声高な反対者がいて議論を持ち出すと危険人物視され、場合によっては社会的生命を抹殺されかねない論題であるのは確かです。この辺、大麻や売春、賭博の合法化(あるいは非犯罪化)と似た状況にあると言っていいでしょう。

欧米の一部では既に認められているのに、日本では全く話題にならないという海外からいろんなものを取り入れるにしても、選択的に取り入れる。たとえば科挙や宦官、キリスト教が根付かなかったように。良くも悪くも、それが日本の伝統なのでしょう。

日本でも安楽死容認の機運が出てくれば、あっという間に実現するのではないかと予想しています。ひょっとすると、この先10年20年のうちに「合法化」され、年間数百人が実行するとか。それでも、年間100万を超える全死者数に比べたら1万人に1人くらいですし、2万人超の自殺者数と比べても桁が2つ違うわけですが。

ただ安楽死が実現しなければ、高齢者や難病・不治の病を患った者による自殺が増えるでしょうね。かく言う私も、安楽死という方法が取れないのなら、何らかの方法で自死することを考えています。手持ちの資金が尽きて税金から恵んでもらうようになったり、自力で食事や排泄ができなくなったら「おしまい」という意識がありますので。

問題は、その方法です。

(次回に続く)

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