91歳だそうです。まだまだ長生きしそうだし、書き続けそうですね。
夫も子どもも親も親戚もいない橋田さんは、現在“終活”を実践中。高級バッグや服なども処分し「葬式も要らない」という痛快な終活論を広げる。
「徹子の部屋」は司会者の加齢に伴って、病気や老い、介護、(家族の)死といったことが話題になることがすっかり増えてきました。生前準備に関心のある我らにとっては、チェックしておくべき番組の一つですね。
橋田壽賀子さんも、8月に「渡る老後に鬼はなし」という本を出しています。副題は「スッキリ旅立つ10の心得」。脚本家という職業ですし、お手伝いが6人いる生活。一般の人にどれだけ参考になるかは疑問もありますが、死に臨む心構えなどはヒントをもらえるのではないでしょうか。
橋田さんと言えば、先月の月刊誌「文藝春秋」で安楽死願望を綴ったことも話題になりましたね。ただ地上波のそれも昼間の番組では、刺激が強すぎて話題にされることはないかもしれませんが。
安楽死提言の橋田壽賀子、その胸中と覚悟を明かす│NEWSポストセブン
日本で散骨が広まるきっかけとなったのが、石原裕次郎さんの遺骨を散骨するかどうかが議論の的になったというのがあります。橋田さんが宣言通りスイスで医師の幇助のもと自殺したとしたら、日本の安楽死論議も真剣味を帯びてくるのではないでしょうか。