明けましておめでとうございます。
昨年は別のところでやっていた「生前準備ニュース」というブログの更新を終了し、こちらのブログに一元化したところです。ブログのタイトルも「志の輪、広げよう。」から現在の「死に支度・・・」に変えました。
今年はますますこのブログから積極的に情報や意見を発信し、盛りだくさんなブログにしていきたいと思っています。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
医療や介護等の世界では「2025年問題」ということがよく言われます。我が国の人口構成の中で突出して多産期だった団塊の世代が全員後期高齢者となるのです。2017年の今年からは彼ら・彼女らが70代にさしかかることとなり、いよいよカウントダウンが始まっている感があります。
でもだからこそ、彼らにはこれまでの生き方を貫くような老い方や死に様を見せてもらいたいものです。文化や風俗面、そしてビジネス社会においても多くの影響力を発揮してきたこの世代のことです。きっと「老いの文化」「死の文化」についても存在感を発揮してくれることでしょう。
この世代の子供世代に当たる私は、彼らの価値観や行動の全てに賛成できるとは思えません。ただ先行する世代がはっきりモノを言い、生き様を示してくれるほど、自分たちにとって何が大切か、より一層見えてくると考えます。世代間あるいは性別間などで考え方が違うのは当然のこととして、ではどんな共通項を見いだせるのか。真剣に問い続けたいものです。