高齢者は何歳から?

日本老年学会の提言が大きく報じられています。

「高齢者の定義75歳以上に」老年学会提言 | NHKニュース

超高齢社会を迎え、日本老年学会は現在65歳以上とされている「高齢者」の定義を75歳以上に引き上げたうえで、それより若い人たちには就労やボランティアなどの社会参加を促すべきだとする提言をまとめました。

日本老年学会は医療の進歩などで健康的に生活できる期間が延びていることから、現在65歳以上とされている「高齢者」の定義について、医師や大学教授などのグループで見直しを進めてきました。そして、「高齢者」とする年齢を体力的な面などからも75歳以上に引き上げるべきだとする国などへの提言をまとめ、都内で発表しました。

かねてから、心身の機能の衰えがほとんどの人に表れるようになるのが75歳からだというのは知られていました。後期高齢者医療制度は随分叩かれましたけど、75歳で区分けすることには十分な根拠があるのですよ。

遅いか早いかという時期の問題はあっても、いずれこの提言の通りになるでしょうね。私が65歳になるのは今から18年後ですが、その頃にはとっくに高齢者の年齢は繰り下がっていることでしょう。そしてほぼ確実に、年金支給開始年齢も。

個人的には、団塊の世代がみな高齢者になる2025年をもって高齢者の定義を変更する、というのが分かりやすくて社会的にも浸透しやすく、良いのではないかと思います。

ただし、高齢者の定義と年金制度が直結していなければならないということはありません。私がその高齢者になる頃には、「高齢者は75歳から、年金は73歳から」くらいになっていそうな気がします。ただ財政いかんによっては、「高齢者は75歳から、年金は78歳から」という風に厳しくなっている可能性もゼロではありませんよ。

多くの人は「平均寿命」の数字を見て自分があとどれくらい生きられそうかを考えます。けれどあれはゼロ歳児の平均余命なので、すでに何十年も生きてきた人の平均余命はもっと長いです。女性の場合、すでに人生90年時代となっていますし、今30代以下の人であれば100歳くらいまで生きる可能性が半分くらいある、という風に見ておいた方が良いのではないでしょうか。男性の場合は、幸か不幸かもっと早く死にますけど。

「100年時代の人生戦略」という副題を持つ「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」が売れています。願わくは、日本人が日本人のために書いた「100年時代の人生戦略」の本が出ると良いですね。今回の提言を機に、単に高齢者の年齢のことだけでなく、長寿時代の人生の送り方についての思索や議論が盛り上がることを期待したいものです。私自身も引き続き、このブログなどで考えて行くつもりです。

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