最近、世の中の「きれい事」に強く反発を感じるようになりました。
その種の人たちの言う「かくあるべし」は実現困難か不可能であることが多く、実現を目指したとしてもいろんな弊害を生むのは明らかと思えるからです。ある種の正義を示現しようとしたら、その何倍もの不正義や腐敗を招き寄せそうなのです。
これまではそういう絵空事も笑って済ませていられました。ただこと日本に関しては、そういうことを議論するのに時間を費やしたり、ダメで元々という感じで失敗すると分かっている実験に取り組むだけの時間的ゆとりはないと考え始めています。
地に足をつけてやるべきことを粛々とこなしていかないと、人口が減る以上に衰退の坂を転げ落ちていくことになりかねないのです。
今後私は、世にはびこる「きれい事」を徹底的に批判し、社会から極力排除する方向で戦っていくつもりです。未来の日本人のためにも。