セカンドハウスは、持たないカタチで

投稿者: | 2009-01-21

昨日のエントリ「生活の拠点を複数の地域に持つ」に関連して。

都会暮らしの人の理想のライフスタイルとして、地方にセカンドハウスを持つことと書きました。こう言うと、別荘をイメージされる向きも多いでしょう。でもそれでは、庶民にまで浸透することはないでしょう。また、たまにしか行かないのに家を所有するのは、贅沢であり不経済です。

かといって、行きつけのホテル・旅館があるというだけでは、その地域と強いつながりを持つことはできません。仕事や活動など、他の要素があれば別ですが。

そこで提案したいのが、会員制の旅館・ホテル、あるいはコーポラティブ・ハウスです。SNSなどネットを使えば、普段住んでいるところが離れていても、交流を保つことは可能です。これは偏見かもしれませんが、都会での人間関係は機能的なものに傾きがちなので、ここセカンドハウスでの付き合いは、もっと情緒的・全人格的なものになるだろうと思います。

次のエントリで述べるつもりですが、ここでの付き合いが、葬送にまで結びつくといいですね。また、中には現役引退後、そちらへ移り住む人も一定割合でいそうです(私自身は、生涯都市に住みたいですが)。

複数の生活拠点を持つことは、単に地理的・物理的に複数というだけでなく、人生の可能性やステージを複数持つ、ということでもあるのです。

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