前世療法なるもの

ただ今、Kindle Umlimitedで前世療法をテーマにした本を読んでいます。

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これまで半分ほど読んだのですが、今の家族とも前世で何らかのゆかりがあった、というエピソードばかりでやや白け気味です。「またかよ」という感じですね。

これまで人類には無数の人が生まれてきています。動物や昆虫などを含めるなら、命の数はもっと膨大なものになるでしょう。それなのに前世でゆかりのあった人とまたこの世でもつながるというのは、確率的にあり得ないことだろう、と思ってしまうのです(「そもそも前世なんてあるのか?」という疑問はさておき)。

結局のところ、前世療法と言われるものの多くは、現世における人間関係などの問題を解消するために編み出される一つの「フィクション」に過ぎないのではないのか、という印象です。それが実際に効き目のあるものであれば、フィクションだろうと何だろうと活用すること自体は一向に構わないと思いますが。

前世療法は多分にインチキのにおいがします。それよりも大きな可能性を秘めているのは、子供の頃などこれまで人生で生きてきた中で感じたことや頭に思い描いたことなどを大人になった後で改めて蘇らせてみる、という行為ではないでしょうか。

私の経験及び実感では、子供の頃には世界の本質あるいは宇宙の真実といったものにより近いところにいたように思います。誰かから教わったとか、もちろん頭で考えて導き出したというのでもなく、端的に「わかっていた」「知っていた」という感覚です。言葉として獲得した知識ではないので、現世にまみれるにつれて薄れていったのは残念なところですが、決して消えたわけではないと思っています。

回想法というと認知症の予防や症状改善のための療法ととらえられがちです。一般の中高年であっても、残りの人生をより有意義に過ごすためのツールとして大いに活用したら良いのではないでしょうか。

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