小林麻央さんの遺したもの

小林麻央さんの訃報を知ったのは23日の午後早い時間でした。

午前中(11時頃?)には「速報」として日本中に情報が駆けめぐっていましたので、その間携帯電話を見られない環境にあった私は数時間遅れたことになります。

ただ、その日の夕刻に行われた市川海老蔵の記者会見はライブで観ました。

そしてこの数日間、彼女の死について考え続け、また多くのニュース記事を読んでもいます。彼女自身がブログに「お別れの言葉」のような準備原稿を遺していたのかどうかはわかりません。ただ今のところ20日付けのエントリーが結果的に最終投稿になったままですので、突如としてあの世へ逝ってしまった感がなおさら強いですね。

オレンジジュース|小林麻央オフィシャルブログ「KOKORO.」Powered by Ameba

小林さんがブログを始め、継続したのはつまるところ何を思ってのことだったのか。それは今も私には「謎」です。ある種の奇跡のようなものを信じていて、何年もあるいはそれ以上生き続けることで、同じ乳がん患者をそして自分自身を励まそうとしたのか。あるいはアナウンサーであり歌舞伎スターの妻として、死にゆく様をブログを通じて見せることを自分の生涯最後の務めと思い定めたのか。またはまだ小さい子供たちに向けて将来自分の母親がこんな風に生きていたのだという証しを遺そうとしたのか。

ただいずれにしろ、小林さんほどの有名人が死の直前まで病のこと、家族のこと、そして自分の気持ちを率直に綴り続けたことの衝撃は大きいです。がんという病との向き合い方以上に、どう生きるか、どう社会と関わるかについて、我ら日本人に共通の体験をもたらしてくれた気がします。

一朝一夕に日本人の死生観が変わる、ということはないかもしれません。ただ時間が経ってみると、闘病ブログあるいはもっと広く人生との関わり方を書くブログにおいて「小林麻央以前」と「小林麻央以後」では見方・感じ方が違ってくるような気がしています。

なお26日夜に放送された日本テレビ系列の緊急特番「小林麻央さん追悼番組~優しく強く生きた34年~」はまだ観ていません。録画しておいたので、これから観るつもりです。


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