価格破壊は大歓迎

投稿者: | 2009-02-05

今回の不況下でも、価格破壊の波があらゆる業界に押し寄せそうです。

消費者にすれば、出費はできるだけ抑えたいと考えます。従来以上に、モノやサービスの価格に敏感に、そしてシビアになってくるのは当然でしょう。

サービス業のガイド本などでは「期待<サービス・・・感動」といった図式がよく出てきます。それに倣えば、「価格<満足・・・お値打ち感、価格>満足・・・失望感」という図式が、ますます強まってくるのでしょう。

昨日、テレビやラジオで、価格破壊に納得できないといった風の職人さんの話を聞きました。でも、いつまでも供給者の論理で値付けをしていると、遠からず消費者から見放されるでしょう。すべての供給者が、自分たちは価格以上の価値を消費者に提供できているか、絶えず問わねばなりません。まして今は、その満足ラインがますます切り上がってきているのですから。

価格破壊は大歓迎です。消費者としてはもちろん、供給者としても。サービスを向上させつつ、それをより低コストで効率良く提供するって、知恵の使いどころじゃないですか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください