「クリープのないコーヒーなんて」のパクリです。
なぜ人生に志が必要か。それは、個人の人生の中だけで夢や目標を考えていては、限界があるからです。その人が死んだら、無に帰してしまう。そんな夢や目標なんて、何とちっぽけで無意味なものでしょうか。
もともと、人にとって所与の「生きる意味」というものはありません。各人が、自分にとっての人生の意味を見つけ、あるいは創っていくしかないのです。そうしたときに、自分の生の枠内だけで考えているのと、自分の生を超えた大いなるものに生を捧げるのでは、生き方が根本的に違ってきます。
後者を知る者にとっては、個にとらわれた者たちの生は、卑小で視野狭窄で、生きるに値しない人生とすら思えるでしょう。
21世紀のどこかの時点で、老いも若きも、男も女も、誰もが何らかの志を抱いて生きるような世となってほしいものです。