戦争で生き残った人

いつも読ませていただいてるブログに、ドキっとするようなお話が。

51.強引な社長(今、日本で内戦が始まった)

大分前の話ですが、私の取引先の社長が生き残りの世代にあたる人で、長い捕虜生活の末に無事帰還されました。その社長は次々と戦友が死んでいく中で、「どんなことがあっても、生きて帰るんだ」という強い意志を貫かれたそうです。

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私はこの人を見ていて、金は腐るほど稼いだけれども、それと反対になくしていったものがあることに気づきました。なくしていったものとは、人間の品性です。

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私はこの社長を見て、戦争で生き残るということは生易しいことではないと思いました。戦争で生き残って帰ってきたという経験が、その後の人生に大きな影響を与え続けたことは間違いありません。そしてこの社長の場合は、その経験がなりふり構わぬ商売のやり方につながっていったものだと考えられます。

テレビなどでは、「自分は生き残ったことを、戦友たちに申し訳ないと思っている」といったことを話されるお年寄りを見てきました。そういう人とは、この社長さんは対極的ですね。

この社長さんの内面がどうなっているかはわかりません。また、こうしたケースが他にもあるかどうかも。でも、戦争で生き残ったことがその後の人生に陰に陽に影響する、というのは間違いなさそうです。

その分かれ目は、亡くなっていった戦友をどう見るかによるところも大きいのではないでしょうか。戦死した人たちを「立派なヤツらだった」と思っていれば、その後の人生は恩返しとか償いのような性質を帯びるでしょう。一方、戦死した人たちを「愚かなヤツらだ」と思えば、この社長さんのようにエゴを恥ずかしげもなく追求するようになる、と。

死に行く人とどう向き合うか(ないしは目を逸らすか)は、生き様を決める大きな要因になるんですね。

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