量子論的生命観の世紀

投稿者: | 2017-10-19

21世紀の人類において大きく変わるだろう、と私が見込んでいるものの一つが生命観です。

今でも医学や生物学のやや古いパラダイムが常識になっていて、人体など生命は一種の機械のようなものだ、と捉えている人が圧倒的でしょう。けれど量子論を踏まえれば、その見方は皮相であり粗雑ということにならざるを得ません。もっと言えば幼稚とも言えましょうか。

生命とはもっとダイナミックなものであり、日常世界の直観に必ずしも沿わないことが起こっている世界なのです。私自身が理解し切れているわけではないので、しっかりした説明ができないのが残念ですが。

ともあれ、21世紀の半ばから後半にさしかかることには、量子論を踏まえない生命観・死生観はナンセンスに近いようなものとなっていることでしょう。たとえが適切かどうかわかりませんが、今どき天動説を前提にした宇宙論が成り立たないのと同様です。

こうしたことが学校の教科書に載るほど普及した知識となるかどうかはわかりません。それでも、いささかでも知的好奇心のある大人なら自ら学ぼうとしてしかるべきではないでしょうか。もとより私も学び、理解する努力を続けます。

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