「利よりも信」という経営

投稿者: | 2009-02-18

今日読んだ次の記事に、いたく感動しました。

“利他”の素晴らしさを社員に教育
人間力経営で復活したバグジーに学ぶ

紹介されているのは、病院や養護施設、児童養護施設でのボランティア活動、店舗周辺の清掃活動、親孝行の推奨などですが、これらを通じて社員が人間的に成長し、結果、仕事の質も高まる様が目に浮かびます。

ちょうど最近、坂本光司著「日本でいちばん大切にしたい会社」を読んでいるところなのですが、通じるものがあります。「善いこと」をやっている企業が、強い企業でもある、ということ。

ちなみに「セブンアンドワイ」で「バグジー」をキーワードに書籍を検索すると、社長の久保華図八氏の「ひとり光るみんな光る ~バグジー流感動経営 お客様が離れない社員が辞めない人が輝く心の教育と経営~」が見つかりました。「この商品を買った人はこちらも買っています。」の欄には、「日本でいちばん大切にしたい会社」始め、私も持っている本が6冊中3冊も・・・。同じ問題意識の人って、いるもんですね。

http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/31986963

上記の記事から、クライマックスとも言える一文を引用しておきます。

利他の体感を通じて感謝の気持ちが育まれ、優しい人になって行く。職場のスタッフにもお客様にも優しい気持ちで接することができる人になる。そういう人は、人から好かれる。人から好かれる人には、お客様もついてくるし、周りのスタッフもついてくる――。そういった好循環が出来上がっているのだ。

人間の性は善か悪か、という言い古された問いがあります。少なくとも、他人の役に立つことに快感を覚える性質は、誰にも備わっているはず。「利よりも信」。それを本気で実践する会社が、いずれ世の中の多数派になると確信しています。

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