今日読んだブログ記事の中で、無宗教葬または直葬で葬儀をしたのち、一周忌頃になって法事のことで騒ぐ遺族がいるという話を何件か見ました。
無宗教葬または直葬で送るということは、通常、その後の供養でもお寺との関わりを断つということです(直葬の中には火葬場に坊主をよぶ例もあると聞きますが、所詮過渡期のものでしょう)。その覚悟がない人がいることに、驚きました。
ただ改めて考えると、人々の意識の中で戒名だの法要だのがいかに形骸化しているかの表れであるようにも思えます。
今後この流れが強まって、葬儀や供養からお寺がどんどん排除される流れが強まるのか。それとも、お寺の存在が見直されるようになるのか。注目しておきたいと思います。私自身は、言うまでもなく前者に賭けてますけど。