改めて、ブログ論

投稿者: | 2009-02-25

いつも読ませていただいているブログの記事に触発されて。

ブログってなんだろう(ネット雑記 ~3年後のネットが見えるかも~)

もともとブログ、つまりweblogは、気になるサイトや記事を記録しておくものとして始まりました。でもブログがいろんな使われ方をしている現在、そんな事実は「昔話」でしかありません。そもそも、今ではそうした目的には、ソーシャルブックマークが用いられることの方が多いでしょうし。

現在におけるブログの本質を一言で言うなら、お手軽なアウトプットの場、ということになろうかと思います。日々めぐり会う様々な出来事や事象やコンテンツなどにこと寄せて、自分の感想や意見や思考を吐き出すことができる。今はTwitterのようなミニブログ、マイクロブログもありますので、両方を使っている人は、自分なりに使い分けをしていることでしょう。

私自身は主に2つのブログを運営していまして、それらは異なった位置付けをしています。一つは「遺言ニュース」。これは遺言など私の「畑」におけるニュースや言説をピックアップして、関心のある人たちと共有しようというもの。もう一つはこの「志の輪、広げよう。」で、私の日々の思いや気付きなどを書き付けておくもの。

とはいえ、ともにブログとして共通する目的はありまして、いわばメイン・サイトである「遺言情報局」の記事を充実させたり、アクセスを増やしたりすることを密かに目論んでいます。そして、この2つのブログはまた、ネットにおける私・永岡秀樹という人間の自己紹介ページでもあると思っています。

残念なのは、ブログを通じた他者とのコミュニケーションが期待しているほど進まないこと。まあこれは、自分も他人のブログにあまりコメントしないので、偉そうなことは言えないんですが。

これからのブログは、どんな風なものになって行くでしょうか。まず、誰もが最低でも一つはブログを持つようになると思います。それによって、リアルの生活とブログが結びつき、時に相乗効果を発揮するようになるといいですね。具体的には、ブログでの情報発信やコミュニケーションがもとになってリアルの活動が進展したり、人脈が広がったり、なかなか会えないような人との交友が保たれたり。

そのほか、一人が生活の部面(仕事、趣味、家庭など)ごとに複数のブログを使い分けるとか、同じ関心や問題意識を持つ者がグループでブログを運営する、ということも一般化するでしょう。

そのうち、実名でブログを書いていない者はこの世にいないも同然、なんてことになるかもしれませんよ。

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