老いる者の心理

老年的超越という概念を知ったのは、この数年のことです。

幸福感が増す?「老年的超越」のヒミツ — 100歳までの人生設計 — 朝日新聞GLOBE

介護や福祉などで日常的に多くのお年寄りと接する職業の人は、経験的にそういう心理があることに気付いていたかもしれませんね。

年を取ると誰もが円満になり幸福感を高めていく、というものではないでしょう。けれど自分の老いをうまく消化し、残された人生を楽しもうとする意識は、結果的にその人が長生きするのを促進するような気がします。それで長生きした人には老年的超越に達している人が多い、という風になるのでしょう。

自分の老いに対して不平不満ばかり覚えていると、愚痴っぽくなったり周囲への気遣いがしにくくなったりするでしょう。そうした人が長生きするのは、やはり難しいのでしょうね。絶無ではないでしょうけど。

さて老年的超越という概念が多くの人に知れ渡ると、それを待ち望み、ちょっとした兆候も歓迎するようになる人も増えるでしょう。現に、この私がそうです。それが将来の長寿命化にとって医学を元にしたテクノロジーよりもずっと大きな好影響を与えるかもしれません。

感謝の気持ちを持った朗らかなお年寄りが増えるのであれば、高齢社会もまんざらでもありませんね。


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