たびたび買って読んでいた雑誌の一つなので、ちょっぴりショックを受けました。最終号は、きっと買うでしょう。
創刊40年「諸君!」休刊へ 部数低迷(asahi.com)
といっても、最近はあまり買わなくなっていました。書き手や論調がマンネリ気味で、新しいものを得られない気がして。あと、トピックも何というか年寄りが喜ぶものが大半、という印象です。
「諸君!」と産経の「正論」は保守系オピニオン誌の双璧という感じですが、両者は基本的にアンチこそ心髄だと思うんです。反共産主義であり、反中国であり、反北朝鮮であり、反フェミニズムであり、反朝日新聞であり、反日教組であり、というように。敵を批判し、叩くことで輝いていた、という面が多分にありました。今はその叩く相手の脅威が大したことないですから、いかんせん盛り上がらない。
部数低下については、後発の「WILL」に喰われた面も多分にあるのではないでしょうか。
私が目下読んでいる雑誌は「Voice」と「SAPIO」です。この両誌には、まだまだ頑張ってほしいものです。