孤独は「悪」か

孤独についての話題が目に付きます。

出版界では、主に中高年男性の書き手によって「孤独な生」を称揚する本がちょっとしたブームになっています。私も、既に何冊か読んでいます。

他方で、英国において孤独担当大臣が設置されたことをきっかけに、公衆衛生上の問題として現代人の孤独が語られ、対策が打たれたりもしています。

英国の「孤独担当大臣」は何をするのだろう | 死に支度すれば死神逃げていく(2018-01-22)

一人一人については、やはり程度の問題でしょうね。あまりに社会的なつながりを欠いて生が空洞化し、健康上の問題を来したり生活が崩壊したりするのは、さすがにマズいです。反対に社会や他人に振り回されてばかりで自分の内面とのつながりを持たない人生というのも、薄っぺらというほかありません。

誰にとっても「好い加減」というのがあるのでしょう。そしてそれも人それぞれなので、一般的に孤独は是か非か、なんてことを論じても仕方ない気がします。

社会の側が考えるべき・やるべきは、つながりが乏しい、もっとほしいと感じている人たちがつながりを持てるような仕組み、場所のようなものを増やしていくことでしょうか。

孤独について語り合うことでつながりを生み出す、というのもありかもしれません。孤独というのはそれだけ奥深いテーマなので、人生において人が何に価値を感じ、どう生きようとしているかを如実に表してくれるはずですよ。

ちなみに最近読んだ「孤独本」は齋藤孝著「50歳からの孤独入門」それに諸富祥彦著「孤独の達人 〜自己を深める心理学〜」です。最近出た山折哲雄著「老いと孤独の作法」も近いうちに読むつもりです。

下重暁子著「極上の孤独」は随分売れているようですが、彼女の別の本を買って途中で投げ出したことがあるので、読むつもりはありません(よって、リンクも張りません)。

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