年を取ってから読む作家

50歳が手前に迫ってきて、人生の後半期というのを強く意識しながら暮らしています。

そんな中、いろんな「好み」が若い頃(10代後半から20代そこそこくらい?)とは変わったなぁ、と実感することもしょっちゅうです。食の好み、音楽の好み、あと女性の好みも、そうかな。

そして何と言っても、本を読みたくなる書き手も変わりました。あるいは、昔からそれなりに読んでてたけど、ますます好きになった作家とか。

確か堀井憲一郎か誰かが、雑誌で「作家が**歳の時に書いた作品」なんてのを紹介する連載コラムを書いていました。彼の持論で、その作家と同じ年齢になってから読んでみると、味わいが違う、というものです。その人が何歳で書いた作品か、ということを意識しながら読むのも、読書の一つの楽しみかもしれません。

そうなると、高齢化するこれからの日本では、長生きして後半生にも良質な作品を生み続ける作家がもてはやされるようになりそうです。既に90代とか100歳超えの人の書くものがよく売れているのは、その表れと言っていいのではないでしょうか。私自身もまだその年齢にはほど遠いものの、読んでみて「ためになるなぁ」と教わることは多々ありますからね。

ヘルマン・ヘッセは中学の教科書に出てきて以来、中高生の時に代表作をほとんど読んだ作家です。「車輪の下」あたりが代表作の青春文学の作家というイメージの強い彼ですが、実は随分長生きして(85歳没)後半生にも多くの詩やエッセイを出しました。こういう長命な作家のファンでいると先々も読書の楽しみなくなりません。

私にとっては他に、谷崎潤一郎、カール・ユング、中野孝次、渡部昇一などもこういう親しみを感じる「作家」たちです。ピーター・ドラッカーも、そうかな。その点49歳で亡くなった夏目漱石などは既に年齢的に追い越しそうです。彼の作品も過去にほとんど読み尽くしていますが、今後はあまり読み返さなくなるかもしれません。

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