とても共感できるコラム記事がありました。
【Re:社会部】悲嘆に目を向けない宗教は… – MSN産経ニュース
先日「宗教の社会貢献」をテーマにしたシンポジウムがありました。「宗教は社会貢献団体ではない」という趣旨の発言があり、少なからぬ宗教者たちが賛同の拍手をするシーンを目にして、違和感を覚えました。
宗教という言葉が使われていますが、多くは仏教関係者と推察します。
確かに一部の例外を除けば、仏教関係者が人々の苦しみや悩みに向き合っているとは思えません。それどころか「社会貢献団体ではない」と開き直るなんて、言語道断です。
個人の趣味として宗教をたしなむ分には、それで構いません。ですが今は、企業ですら社会的責任を問われる時代です。宗教が社会的存在であろうとする(つまりは経済的恩典に浴しようとする)なら、社会に貢献するのは当然のことです。
その程度のことすら理解できないのでは、この記者も言うように「社会から相手にされなくなる」でしょう。滅びあるのみ、です。