デジタル化の波は、仕事のあり方をも変える。言ってみれば自明のことですが、当事者の証言だけに、重みがあります。
【from Editor】便利な時代こそ貪欲に挑む – MSN産経ニュース
同様のことは、音楽のデジタル化、映像のデジタル化等においても起こっているでしょう。
アナログ時代の職人とデジタル時代の職人では、求められるものが違うはずです。その意味では、この転換期にアナログに職業人生を捧げた人は、費やした時間のいくらかが無駄になったかもしれません。
時代の変化は非情だな、と思います。
と言っても、こんな大きな転換は、少なくとも過去の時代にはそうしょちゅうあるわけではありませんでした。今という時代が、特異なのかも。
もっとも、今後はこれが常態になる気もします。数十年続く職業人生において、誰しもが卓袱台返しやトランプ「大富豪」における革命のような、根本的な変革に見舞われることが。柳に風とでも言うような、しなやかな生き方をできる人こそが、こういう時代をたくましく生き抜いていくのでしょう。