労組の存在意義は

投稿者: | 2009-03-20

おとといは春闘の集中回答日でした。この期に及んでベースアップだの定昇だの言っている労組は、アホか、という感じです。

大企業の労働組合に所属する人は、世間から見れば恵まれすぎており、過剰な既得権で保護された存在です。彼らがさらなる「分け前」を求めるのは、世の中の流れに逆行しているんですね。まさに抵抗勢力。

これからの労組は、従業員の立場に立って職場の様々な状況を改善したり、会社と従業員が対峙する際に従業員をサポートしたりするのが、中核的な使命となるでしょう。

で、ゆくゆくは労働組合というものは、「職場づくり」に関わる従業員の自治活動・自主活動が多角的に展開するのをコーディネーションしたり、バックアップしたりするのが役目となるでしょう。その際、その組合自体が民主的に運営されなければならないということは、言うまでもありません。

そうした未来図を理解せず、いつまでも既得権にしがみつくというのなら、そんな従業員がいる会社の(不当に高い)製品を買うのは、お断りです。

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