ソフトバンクの採用方法

投稿者: | 2009-03-26

ソフトバンクグループの採用選考方法が、物議を醸しています。

ソフトバンク:採用基準に携帯契約取れば評価 厚労省が調査 – 毎日jp(毎日新聞)

こうした件で行政が首を突っ込むのは余計でしょう。また、従業員に自社の製品やサービスの「セールスマン」をやらせるのであれば、どの会社でも多少はやっていることで当然。

でも、この件のように採用選考の段階でセールスをさせるのは、選考のあり方としては疑問符が付きますし、心情的にも凄くイヤな感じがします。私の中では、ソフトバンクのイメージが少し、いやかなり低下しました。

営業力、という言葉が出ていますが、学生の営業活動といっても所詮は家族・親戚や友人に対しての「拝み倒し」。会社員が会社の看板を背負ってやるセールスとは別物です。結局、採用活動をも契約拡大のタネにしよう、という思惑がミエミエなんですね。

今回の件で、また一つ、ソフトバンクの「あざとさ」が世間、特に就職を意識する学生達に知れ渡りました。選考基準としてあまり役に立ちそうにないことをやって、学生や消費者からのイメージを低下させる。この選考方法を考えた人たちはいいアイデアと思ったかもしれませんが、とんだ猿知恵でした。

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