最近ますます、「クラウドコンピューティング」への関心と期待が増してきました。
改めて学び直すべく、関連本を2冊まとめて注文してみたりしています。
このエントリでは、それらの本を読む前に、今の私のクラウド観をまとめておこうと思います。
私から見て、クラウドのポイントは2つあります。
一つは、どこからでもデータにアクセスできること。しかも、多様なデバイスから。これがクラウドの眼目ですから、言わずもがなですね。
私なりの注釈を付けるとするなら、
- データには自分で作ったものだけでなく、購入した著作物も含まれること
- デバイスには、PCや携帯電話はもとよりクラウドを前提に創られるであろう未知の機器も含まれる
となりましょうか。
そしてもう一つは、データとサービスの分離です。これはまだ自分でも漠然としたイメージしか持っていないのですが、データのポータビリティとか、少し前にもてはやされたサービスのマッシュアップといったことが、具体的な方向性と見ています。
さて結局のところ、クラウドは我々に何をもたらしてくれるのでしょうか。それはきっと、インターネットが我々の生活の隅々まで行き渡り、仕事かプライベートを問わず、生活をより豊かに、より生産的なものにしてくれるということでしょう。あと、私はまだ実感できていませんが、人と人のネットを通じたコラボレーションの可能性も、さらに広がる気がします。
とりあえず、今はそんなことをクラウドに対して考えています。本2冊を読んだら、再度クラウドについて語ろうと思ってます。