仮説を持って、現実に臨む

投稿者: | 2009-04-02

ここのところ、自分なりに心がけていることです。他の人にもおすすめしたい。

ここで言う仮説は、自分の知らない世界・分野について「たぶんこんな感じだろう」というイメージを持つことや、「将来はきっとこうなるだろう」という見通しを持つことです。呼び方はふさわしくないかもしれませんが、とりあえずこれで。

仮説がないと
仮説を持たないまま現実に向かうと、現実に振り回されることになります。格闘技なんかにたとえれば、「構え」を取らずに相手に対してしまい、簡単に倒されるようなものです。しかも、倒されてもそこから学べることはあまりにも少ない。せいぜい、「次はちゃんと構えないと」ということくらいでしょうか。

仮説の効用
仮説があれば、現実に向き合いながらそれを修正していく中で、より効果的な対処法や認知を手にすることができます。そして上に述べたような未来予想型の仮説であれば、現実を自ら切り開いていくこともできます。

もちろん、時には現実が仮説を飛び越えてしまう、あるいは仮説を踏みつぶしてしまうようなこともあるでしょう。そんな時は、仮説を一から練り直せば良い。いずれにしろ、仮説を持たずに生きて行く人生は、海図も持たずに航海するようなもので、あまりに危険です。

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