「おくりびと」を観て

ようやく先週、「おくりびと」を観ました。DVDで、ですけど。

それまで散々「評判」を聞かされ、自分でもブログのネタにしていたために、期待度が高まりすぎていました。なので、率直な感想は「こんなもんか」。先入観なしに観たら、なかなかいい映画だと感じたと思うんですが、いかんせん、期待値が高すぎました。

以下は、不満だった点を挙げます。

  • 主人公が「修業」するプロセスがほとんど描かれていない
  • 納棺サービスにお金がかかることが触れられていない
  • 宗教および宗教者が全く出てこない
  • 主人公がよく知る者、とりわけ肉親まで死なせ、納棺の対象にしたこと

こんなところでしょうか。いずれにしろ、映画を一本観たくらいで、納棺師という職業に「ロマン」のようなものを感じるのは、お人好しすぎると思います。まして、これを観て「納棺師を目指す!」と言う人がいるなら、「落ち着け」と言いたいですね。

そもそも、納棺師は一部の地域を除けば職業として確立されているとは言い難く、また、今後葬儀がカジュアルになってくれば、どう考えても落ち目の職業ですから。

この映画で良かったのは、遺族を演じている人たちのさりげない存在感、そして本木雅弘が醸し出す空気感でしょうか。久石譲の音楽も、良かったですね。あと、広末涼子の演技も、私はそれほど嫌みに感じませんでした。山崎努の「迫力」については、言わずもがな、でしょうね。

初見での感想は以上です。二度目以降は、また違ったことを感じるかもしれません。

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