一昨日発売された4月11日号で、"「社会起業家」全仕事 あなたにもできる世直しビジネス"という特集が組まれています。
最近、この雑誌は「読みたい!」と思わせる特集をバンバン組んでますね。少し前にも、相続の特集や葬儀の特集がありました。あと、私は買いませんでしたけど、貧困の特集とか。
取材力というのか、素材をわかりやすく掘り下げ、有用な情報を提供してくれるところは、高く評価したいと思います。対象が立体的に見えてくる感じが、すごくするんですよ。
さて今回の特集については、これからこのブログでいくつもエントリーを書いていこうと思ってます。まず手始めは、学生の間に、社会起業家志向が広まり始めているという話題。
私も、もし今大学生とかだったら、「社会起業家を目指そう」などと考えていたかもしれません。でも社会起業家って、職業・進路ではないんですよね。自分が切実に取り組みたいテーマや社会問題があって、そこにビジネス的視点も取り入れつつ事業化していくというもの。生き方でもあり、働き方でもあり。
社会起業家というキャッチーな括りができることは、いい面もあると同時に、バブルのようなものを生む面もある気がします。その意味で、本やテレビなどを通じて社会起業家に憧れを持ち、志すようになった若者の皆さんには、一度や二度の挫折があろうとも、それにくじけず、問題意識を深め、「本気」を培っていただきたいですね。社会起業家が陸続と誕生し、日本社会、ひいては世界を変えるためにも。
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