進む少子化

先日、今年の日本の出生数が90万人を切りそうだ、というニュースが出てちょっとした話題となりました。

出生数が毎年減っていくのは想定の範囲内ですので、それ自体は驚きではありません。注目されたのは、たった数年前に国が出した推計よりも速いペースで出生数が減っている、ということです。

出生数90万人割れへ 19年、推計より2年早く  :日本経済新聞

日本の出生数が急減している。1~7月は前年同期に比べて5.9%減り、30年ぶりの減少ペースとなった。団塊ジュニア世代が40代後半になり、出産期の女性が減ったことが大きい。2016年に100万人を下回ってからわずか3年で、19年は90万人を割る可能性が高い。

こうなった理由については、いろいろ理由があるのでしょう。ただ予測が外れるということは、我らの想定以上の社会的変化が密かに起こっているのかもしれない、と考えた方が良さそうです。原因を突き止めないままに対策を安直に打ち出したとしても、その効果があまりなくかえって時間と金を無駄遣いした、なんてことになりかねません。

慎重な分析が必要でしょう。もちろん、今後も統計の推移には注目しなければなりません。

あと気になるのは、近年の出生率の落ち込みは我が国に限ったことではない、ということです。韓国の出生数が激減していっているのは有名ですが、程度の差はあれ先進国に共通してみられる現象のようです。また相対的に出生率の高い先進国であっても、移民やその二世くらいまでの人たちを除けば、結構低い出生率になるのではないでしょうか。

ある意味、文明史的な転換みたいなものが起こっているのかもしれません。

もしそうだとすると、世間で言われるような「少子化対策」なるものは焼け石に水とかそれ以下の無駄なあがきにすぎないのかもしれない。そんな風にすら思えてきます。

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