与野党で企業・団体献金と世襲について、禁止を含む制限が議論されています。
これについては、
- 企業・団体献金は全面禁止
- 世襲は、親族の同一選挙区からの立候補を禁止
とするのが当然だと思います。
あとは末節の議論であって、前者ならいつから禁止するか、どのような経過措置を設けるかということを考えればいいし、後者なら親族の範囲をどこまでにするかとか、隣の選挙区ならいいのか、現職の国会議員についてはどう扱うか、といったことが、強いて言えば「問題」でしょうか。
現在のところ、この議論は民主党が自民党に対する差別化を図るために持ち出してきているような面があります。ですがそれでも、いずれはやらなければならないことですから、やるなら早い方がいい。自民党も、いつまでも後ろ向きだと、「抵抗勢力」のレッテルを貼られますぞ。
それにしても、この程度の難易度の低いテーマすらさっさとこなせないようでは、これからの日本が思いやられるというものです。