「幸福のスマイルカーブ」の意味するもの

投稿者: | 2020-01-23

ここのところネットで、「人の幸福感は40代後半で最も落ち込み、その後年齢を重ねるにつれて向上していく」というネタが相次いで取り上げられました。

人生の幸福度を調査「47~48歳が最低…最高値に達するのは82歳以上」 – FNN.jpプライムオンライン
中年層は惨め、先進国で47.2歳が憂鬱のピークに-エコノミスト調査 – Bloomberg

ちょうど私も「ハピネス・カーブ ~人生は50代で必ず好転する~」という本を図書館で借りて読み終えたところです。年齢を横軸、幸福度を縦軸にして概念的なグラフを描くとちょうどUの字を横に広げたように見えることから「スマイルカーブ」と言ったりしますね。

全ての人に当てはまるかどうか、また日本人に当てはまるかどうかは留保が必要みたいです。ともあれこのスマイルカーブ、文化や宗教、経済的発展度に関係なく世界中の人々に見られる傾向だそうです。もっと言えば、人以外の霊長類でも。

中年期というのは、公私にわたる生活上の負担や心配事がピークに達し、それが幸福感を感じにくくさせているのかもしれません。あるいは「中年の危機」と言ったりするように、老いが忍び寄ってくる中、ライフスタイルや価値観を再構築するという迷いの時期にある、とも言えましょう。

いずれにしろそれまでの人生とは違った生き方が求められるようになるようです。まさにピンチでもありチャンスでもあり。そのピンチを乗りきれなかった人は、自殺しちゃったり心身の疾患に襲われて早々にこの世を去ってしまう、というのもあるかもしれません。

スマイルカーブの上昇を味わうことができた者は、生き残り=サバイバーであり人生の成功者なのだと言えましょう。ピンチに思えている時にはなかなか前向きな気持ちにはなれないかもしれませんが、スマイルカーブのことを頭に置いておくだけで谷をより浅くしたり、谷の期間を短くすることはできるかもしれませんね。

ただ一つ、この時期に然るべき課題をクリアしておかないと、あとあとになってツケが回ってくるような気がします。50歳を目前に控えまさにそうした模索の時期にある私にとっても、自戒しておきたいところです。

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