今日は「昭和の日」ですね。以前所属していた国粋主義の団体(日本会議といいます)が「昭和の日」制定の推進運動をやっていたので、若干の思い入れがあります。
さて昭和が終わって20年が過ぎ、改めて昭和という時代、そして昭和天皇の存在の大きさを実感されている方も多いのではないでしょうか。俯瞰的に見ると、昭和というのは、戦争と世代の経過とによって「古き良き日本人」がどんどん死に絶えていく時代だったように思います。昭和末期のバブル経済は、昭和の終わりを告げる弔鐘だったような気がしてなりません。
平成の我が国は、下り坂をどんどん駆け下りている感があります。この流れを押しとどめるのが、昭和を生きた者、そして些かなりとも「古き良き日本人」の面影を記憶する者の務めなのではないでしょうか。