憲法の害毒

投稿者: | 2009-05-03

今日は憲法記念日ですね。メディアでは、毎年お決まりの改憲派・護憲派それぞれの集会等が報じられています。

改憲派と護憲派、どちらに好意的かで、そのメディアのスタンスがわかりますね。

憲法記念日、与野党幹部の発言相次ぐ…各地で集会 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
護憲、改憲両派が集会 9条などテーマに – 47NEWS(よんななニュース)

例年憲法というと第9条が焦点になりますが、今年は憲法審査会や格差問題にまつわる「生存権」も大きなトピックスになっています。その点が目新しいと言えば言えますね。

「不磨の大典」として人間で言えば還暦を過ぎた我が日本国憲法ですが、長い目で見れば害毒の方が大きかったと思います。GHQのいわばやっつけ仕事でできたこの文書を、国家運営の基準としてきたわけですから。護憲派、ひいては戦後日本人の知的堕落・知的怠慢のかなりの部分は、この憲法の「せい」です。

我が国の国柄や伝統を踏まえつつ、しかも変貌する世界・時代にうまく適応するには、憲法を日本人自身の手で創り、その後も折に触れて見直すことが必要です。憲法を後生大事に護持したとしても、国が衰退していったのでは話になりませんから。

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