興味深いデータを教えていただきました。
つぶれない会社の秘訣は何か?
また、帝国データバンクによる長寿企業(4000社)へのアンケートも特徴があります。
・80%以上が「家訓・社訓・社是」を明文化・口伝で保有
・56%が創業時からの主力事業を変更、70%が商品・サービスを変更
・70%以上が「信用」が強み、50%以上が「保守性」が弱みと認識
呼び名はともかく、「家訓・社訓・社是」の保有率の高さは、驚きです。そしてそれが実際の経営に活かされていることが、大事なんでしょうね。
これだけを見て「家訓・社訓・社是のある企業は、長生きする!」と結論づけるのは早計でしょうが、長寿企業に家訓・社訓・社是あり、とは言えそうです。企業の長持ちには、伝統と革新性の両立が求められますが、家訓・社訓・社是といった軸の存在によって、革新を容れる余地が出てくるんじゃないでしょうか。
折しも、テレビ東京で「ニッポンの老舗!家訓で守るこの逸品」という番組が。私はリアルタイムで見られないんですが、録画を観たら、また感想など書いてみようと思います。個人的には、「家訓ブーム」の到来を期待しています。というか、「どの家にも家訓あり」ってなるといい。