デキる人は利他主義?

投稿者: | 2009-06-16

ここ最近、いくつかの本やネット記事で、「デキる人ほど利他的行動を取る」という主張に出くわしました。

さもありなん、と思います。

よく「組織の器は、リーダーの器によって決まる」と言われますが、それと同じで、人が描ける夢や構想のスケールも、その人物の器量に左右される、と。小人はおのれの狭い自己利益を追求することに汲々として、結局その自己利益すら十分に満たされない。一方、有能な人は、自分以外の人たちのために働くようでいて、実は自分もしっかり満足している、と。

これからの時代、利己主義者と利他主義者のせめぎあいが激しくなるような気がします。でも長期的には、利他主義者の方が数を増していくのではないでしょうか。そう、私は楽観します。利己主義は孤立的・分断的に働き、仲間ができないからです。

昨日読み、感銘を受けた匿名ダイアリー。

夢をあきらめないということ

回り道しながらも夢を持ち続けることの尊さを教えてくれる素敵な文ですが、その夢なるものが徹頭徹尾この人にしか関係のないことだ、という点で、やはり狭い枠組みにとらわれていると言わざるを得ません。

ちなみに私のブックマークを「利他主義」タグで検索したところ、

“利他”の素晴らしさを社員に教育 人間力経営で復活したバグジーに学ぶ|不機嫌な職場の治療法|ダイヤモンド・オンライン
「隣人のため」という働き方の薦め:日経ビジネスオンライン

の2つの記事がヒットしました。どうぞご覧あれ。

人はなぜ利他的行動を取るのか、社会の中で利他的行動の占める割合を増すにはどうすればいいか。こうしたことも、目下の私の関心事です。

デキる人は利他主義?」への1件のフィードバック

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