人間の寿命の限界は、120歳ほどだろうと言われています。
まあそこまで行かないにしても、100歳を超えて生き続けることができれば、現代では十分長寿と言えるんじゃないでしょうか。ちなみに、去年の敬老の日にあたって発表された数字では、我が国には3万6千人ほど、100歳以上の方がいらっしゃるそうです。(ただし86%が女性なので、男性の人はずっと望みが薄いです。)
こうした長寿化は、医療の発達もさることながら、長寿の人が増えてきて、100歳まで生きることが以前ほど大層なことではなくなっているのも、大きいように思います。陸上である記録が破られると、ほぼ同時にいろんな選手がそのラインを突破するようになること、あるじゃないですか。あれと同じです。
今後は長寿を助ける科学がますます進歩して、人口のかなりの割合(たとえば2割3割)が、100歳を超えてなお生き続けるようになるんじゃないでしょうか。
102歳 世界回って講演 : 医療ルネサンス : 医療 : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
ズバ抜けて長生きされる方は、前向きで行動的な方が多いように思います。心のありようというのは、長寿を実現する上では、我々の想像以上に大きな比重を占めているのではないでしょうか。
長寿の科学、このブログでも関心を持ち続けていきたいと思います。