「家訓づくり」を提唱している者として、関心を持ってしまいます。
眠れる「校訓」もっと活用を 文科省が推進 – MSN産経ニュース
教育においては、「その時は"ありがたみ"が分からなかったけど、のちのち自分の心に深く残った」ということが往々にしてあります。校訓も、そういうものでしょう。
記事にあるように校長が折に触れて校訓にまつわるスピーチをする、というのもいいですが、生徒自身が、校訓を定着させ、活かす活動に主体的に参加できると、より良いですね。そうした中から、新たな物語や伝説が生まれ、それが後の世代に語り継がれていくことでしょう。
そんな「生きた校訓」なら、愛校心を養い、生徒や同窓生の一体感を育むのにも、きっと役立つはずです。
その点では校歌というのも強力なツールですので、校歌に校訓が組み込んであれば、なおいいかもしれません。
ちなみに、我が母校(島根県立益田高等学校)のホームページを見てみたのですが、使命や目標は書かれていましたが、校訓の記載はありませんでした。もちろん、私の記憶にもありません。少し残念ですが。