結婚式はむしろ派手化?

投稿者: | 2009-07-27

葬儀の世界では小規模化とか単価の下落が嘆かれていますが、結婚式の業界では、事情が違うようで。

結婚式は景気よく 件数伸び悩んでも単価上昇

消費低迷と節約志向が続くなか、結婚式については「ここ5~6年、挙式単価が上昇傾向にある」(結婚情報誌「ゼクシィ」首都圏版編集長の開大輔氏)。人口減少や晩婚化などを背景に婚姻件数は伸び悩んでいるが、結婚式を挙げる経済力があるカップルは、客をもてなすために「料理や式場にお金をかける」(同)傾向が強いようだ。

親も含めて、「見栄」が影響する分野だけに、世の趨勢とは逆に、むしろ金を掛ける傾向が強まっているとか。不思議なものです。

ただ思うのは、業界の努力や工夫もあって、お金を出したいと思わせるようなサービスや演出が次々と開発されていることも、大きいでしょう。で、結婚式については、友達や会社の同僚の式に出た経験(?)が、「自分の時は・・・」という形で活かされるのも、特徴的です。一種のモデルや基準になるんですね。

片や結婚式をしない・できない人たちがいる(それ以前に、経済的に結婚すらできない人たちも・・・)かと思えば、結婚式に惜しげもなくお金を遣う人たちもいる。確かに、この辺は「格差社会」の一面を表していると言えますね。

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