「大人」を18歳に

投稿者: | 2009-07-30

成人年齢を18歳に引き下げる、という議論があります。

クローズアップ2009:「成人は18歳」報告 変わる?大人の定義 – 毎日jp(毎日新聞)

私は、これには基本的に賛成です。18歳を過ぎれば、社会人になる者、大学などに進学する者がいますが、これらを未成年とするのは違和感があるからです。

反対論としては、今どきの18歳はまだまだ幼稚だ、というものがありそうです。ですが、それを言うなら、20歳でも同様じゃないでしょうか。結局、人がある程度大人になれるのは、社会に出て自分で稼ぐようになってから数年後でしょうから、「真の大人」と言えば、25歳くらいが適当、なんてことになりかねません。

成人年齢引き下げによって、確かに消費者被害など弊害は起こり得るでしょう。けれどそれらは、個別に対処して弊害を最小限に食い止めればいいこと。18歳になった者には成人としての権利と責任を与える、ただし若者の「過ち」には、社会は寛容。それこそが、われわれ大人社会が採るべき道ではないでしょうか。

ちなみに私自身の一番の関心は、喫煙や飲酒のことです。これについても、少なくとも高校を卒業する年の4月1日からは、晴れて合法にしていいのではないかと思います。守られない規則には、意味がないですからね。

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