イオンの葬祭業参入が発表されました。
葬儀屋さんたちのブログでは、かなり前からその動きが記されていたので、このニュースそのものに驚きはありません。とりあえずは、3年で「シェア」10%と豪語するイオンのお手並み拝見というところですね。
さて私事ですが、私の社会人としてのスタートは、イオングループの結婚情報サービス会社でした。ですので私も一応、イオングループOBなんです。会社とケンカして辞めたわけではないので、その会社やイオン自体に敵愾心や嫌悪感はありません。ただ今回こうしてイオンが「敵」となって現れてきたことには、若干の感慨があります。
「敵」と言いましたが、これには未確定なところもあります。私は既存の葬儀業界を壊滅的なまでに縮小させることを目標としています。その意味で、イオンがビジネスチャンス(つまり、儲け)を求めてこの業界に来たとしたら、お生憎様というしかありません。
ただ、イオンの参入が業界の構造や体質の改善につながるなら、それを歓迎したい思いもあります。私は既存の「お葬式」は都会人の感性に合わなくなっていると見ていますが、消費者がなお「いいお葬式」を望むなら、是非もありません。
ともあれ、今後もイオンの動きには注目していきます。