選択的夫婦別姓制度には賛成できる

投稿者: | 2009-09-27

民主党が政権を取れば、当然予想された動きですね。社民党と連立を組んでいるとなれば、なおさら。

夫婦別姓導入へ…政府、来年にも民法改正案 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

あくまで選択制ですから、これはいいんじゃないかと思います。必要のある夫婦だけが、別姓にすれば良い。当初は、選択するカップルは数パーセントにとどまるんじゃないでしょうか。10年20年のスパンで考えると、多数派になるような気もしますが。

問題、というか考えるべきは子供の姓を決めるルール。いろんな案があるようですが、子供が成人したら簡単な届け出だけでもう片方の親の姓に変更できる、ということにしておけば、シンプルで一番無難なルールがいいのではないかと思います。たとえば、同性の親と同じ姓になる、とか。それぞれの子供について、出生時に親が決められる、とか。

さて民主党といえば、党内の一部に戸籍制度廃止を目論む人たちがいるそうです。これについては、そんなことを真面目に提唱する人がいること自体、最近知りました。

親子関係や親族関係を公的に認証できなくなると、相続などに明らかに不便になると思われるのですが、それを上回るメリットはあるのでしょうか。仮に現在の戸籍制度に不都合があるとして、それは運用の改善では解消できないものなのでしょうか。よくわかりません。現時点では、「ちょっと待て」という感じで反対と言わざるを得ません。

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